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ちきゅうっち(あまぞんっち)

本展では、二人のコラボレーションによるバーチャルペット作品「ちきゅうっち」 を制作・展示します。本作は人間の活動によって衰退し続けている自然環境の特定の地域を擬人化したものです。本プロジェクトのプロトタイプとして、アマゾンの熱帯雨林をモチーフにした「あまぞんっち」が制作されています。アマゾンの面積の状況がAPI技術と同期し、アマゾンに関するツイートを機械学習AIで解析されます。「ちきゅうっち」の健康状態と、現実の自然の地域の衰退の実態がシンクロしており、わたしたちの自然環境に起こる問題が、身近な存在として擬人化されることで、親密さと環境危機の体験の双方を生み出します。ライタスやレイLCの世代が育ってきた消費文化やポップカルチャー文化は「自然環境」との感性的な結びつきを遠のけてきました。本作はそうした状況に半ば戦略的に言及し、自然と現代環境との結びつきの可能性を再考します。ちきゅうっちの化石は人間活動の影響によって破壊された自然環境を表象しています。

プログラミング:方嘉善

ヴィンセント・ライタス & レイ・LC (Vincent Ruijters & Ray LC)

ライタスの中心的なテーマである「Intimacy as Aesthetics(美学としての親密さ)」を実現するため、自分の内側にある感情的な空間を物質的な空間として建築的にモデル化することに挑戦しています。レイ・LCは、神経科学研究の知識を、人間社会や人間と機械の間の絆の構築のために活用します。

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