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龍野国際映像祭 2021

世界各国から提出された映像作品数千作品から選抜した短編実験映像と短編アニメーション上映を通して、重要伝統的建造物群保存地区に指定された兵庫県たつの市龍野町で、地域の文化に密着した環境での映像作品鑑賞体験を実現する。SDGsの観点からは、4:教育(質の高い教育をみんなに)5:ジェンダー(ジェンダー平等を実現しよう)11:持続可能な都市(住み続けられるまちづくりを)を実現する。 今回の展示では、映像祭の公募前でもあり、上映イベントプロジェクトでもあるので、映像祭共催の映像研究科アニメーション専攻平面アニメーション領域の教授・山村浩二の最新アニメーション作品『幾多の北』(2021年)の原画を展示する。『幾多の北』は、行き場のない不安や苦悩が通奏低音となっている。現在の苦悩を理解し、この精神を現実感を持って未来に伝えるために、苦悩の「神話化」を試みている作品。人間の営みの悲しみと滑稽さを描き、現実世界に継続可能な、未来への希望も感じさせる。

協力:たつのアートシーン2021

大学院映像研究科アニメーション専攻 平面アニメーション領域(山村浩二)

「頭山」がアヌシー、ザグレブをはじめ世界の主要なアニメーション映画祭で6つのグランプリを受賞、第75回アカデミー賞®短編アニメーション部門にノミネート。他に「カフカ 田舎医者」、「パクシ」など。芸術選奨賞受賞。紫綬褒章受章。アカデミー賞会員、東京藝術大学教授。

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