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海辺の漂流物をつかって美しい生き物をつくろう

海にはさまざまな漂流物が流れつく。その中には貝殻や流木といった自然のものもあれば、人間が海に流してしまったビニールやプラスチック製品などの産業廃棄物も多く含まれる。私たちはその天然・人工両方の漂流物を一点一点点検し、架空の「美しい生き物」をつくるのに相応しいパーツになるかを判断し、必要に応じてワークショップに使用するのに適した形に成形した。こうして人の目と手を通して集められた漂流物は、単なるごみではなく、新しい素材としての命を宿す。ワークショップの参加者たちは、それらの素材を使って架空の「美しい生き物」を制作する。それは、参加者にとって人間が本来考えるべき「つかう責任」を単なる知識に止まらず、身体知を通して考えるきっかけとなるだろう。

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佐藤絵里子(by Yadorigi)

東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻環境・設計研究室修了。ソーシャルイノベーションを促進するための様々なプロジェクトに関わりつつ、「誰もに安全に開かれた情報のあり方」や「そこに行くことが生きる糧となるサードプレイス」をテーマに、その実現に向けて研究中。アート・プロジェクト「Yadorigi」代表