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多国籍美術展・「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと - 」 

現代日本社会において、特に東京オリンピッ ク・パラリンピック2020 開催を契機に「多文化社会」への関心は大きくなっています。一方、「移民」制度が整備されていないにも関わらず、日本は、アジア諸国を中心に大勢の外国人を労働者として受け入れています。現在、東京で暮らす在留外国人人口は 54万人を超え(令和3年1月1日現在)、彼らの存在を認めながらともに暮らすことが喫緊の課題となっています。
このような社会課題を背景に、イミグレー ション・ミュージアム・東京(IMM 東京)は、アートを通してさまざまな人を巻き込みながら「多文化社会」について考えるプロジェクトを行ってきました。2021年冬に開催する展覧会では、アーティスト、活動団体、市民といった多角的な視点から「現代日本における多文化社会」を浮き上がらせることを試みます。海外にルーツを持つ人びとが身近に暮らす今日、彼/彼女たちは自身のルーツと日本での生活とをどのように適応、保持、融合しているのでしょうか。 IMM東京は、そのような潜在化した出会いを掘り起こす試みであり、多くの人々の目に触れ、語られることで、すでに多文化化している日本の状況に対する意識を醸成することを目指します。

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、特定非営利活動法人音まち計画、足立区
助成:公益財団法人 朝日新聞文化財団、公益財団法人 花王 芸術・科学財団、公益財団法人 福武財団

イミグレーション・ミュージアム・東京
(主宰:岩井成昭、企画運営:音楽学部音楽環境創造科・大学院国際芸術創造研究科(GA)熊倉純子研究室)

地域に居住する外国人と市民が現代アートの手法を用いて交流し、そのコミュニケーションの蓄積を作品としてアーカイブ化しながら、ミュージアムをつくることを目指す取り組みです。美術家の岩井成昭が中心となり、音楽学部・大学院国際芸術創造研究科熊倉純子研究室とともに独自のコンセプトで活動を続けています。

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